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松山選手参戦の2016 フェニックスオープン最終日
松山英樹がツアー2勝目!ファウラーとの激闘PO制す
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◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 最終日◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)
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ついにPGAツアー2勝目を飾った!!!
松山英樹が通算14アンダーで並んだリッキー・ファウラーとの4ホールに及ぶプレーオフを制し、今季初優勝を飾った。2014年「ザ・メモリアルトーナメント」以来のツアー通算2勝目。日本勢として、丸山茂樹(3勝)に続く2人目のツアー複数回優勝を成し遂げた。
首位に立っていたファウラーが1オン可能な17番(パー4/332yd)で、ティショットをグリーン奥の池に落としてボギー。2打差につけていた松山はバーディを奪い、追いついた。18番では松山が5mのバーディパットを沈め、ファウラーもバーディを取ってプレーオフに突入した。
松山はこのパットについて「いままでで一番いいパットが打てた」と振り返った。
勝負の分かれ道【その1】
16H(別名スタジアム)をパーでこなし、松山英樹選手とは16番ホールを終えた時点で2打差(ファウラー:14アンダー、松山英樹:12アンダー)がありました。通常ならば次のホールでもある17Hはうまくいけばワンオンできて、うまくいけばイーグル、悪くてもバーディーが獲れるホール。そのホールで何の迷いもなくドライバーを手にしたR.ファウラー選手。普通の選手ならばフェアウェイウッドを手にし、手堅くバーディー、悪くてもパーを狙う選手もいるでしょう。しかし、リッキー・ファウラー選手はPGAツアーでも顔になっている人気選手。そして攻めのスタイルでも有名な選手。迷わず攻めたのはファウラー選手だから、というのもあるかもしれません。
ただ、運が悪かっただけ。それはドライバーショットで放ったボールはフェードでワンクッションしグリーン上で止まるはずが最初のワンクッションした場所が、下りのアンジュレーションで逆にボールに勢いをつけてしまいグリーン上を勢いよく通過し奥の池の中へ。2クラブレングス内のピンに近寄らない場所にドロップし、第3打目もピンに寄らず。結局パーパットを外し痛いボギー。一方松山選手はバーディーを獲り最終ホール前でスコアが13アンダーで並ぶことになった。
18番で行われたプレーオフ1ホール目はともにパー。2ホール目は先にファウラーがバーディを奪ったのに対し、松山もバーディパットをしぶとく沈めた。
最終日の1H~から18Hまでの松山英樹選手とリッキー・ファウラー選手のハイライトです。
松山英樹選手が18Hで「いままでで一番いいパット」のバーディーを決めた後に、世界ランキング4位のリッキー・ファウラー選手が維持のバーディーを入れ返しPO(プレーオフ)に持ち込んだ息をのむ展開でした(^^)/
10番での3ホール目は、ともにパーセーブ。4ホール目の17番でファウラーは再び池に落とし、パーパットも外した。2オンした松山がパーセーブして勝利をもぎ取った。
「いままでで一番いいパット」松山英樹、課題のグリーンで勝負強さ
松山英樹が2季ぶりのツアー2勝目をもぎ取った。1週間を通じて60万人という記録的なギャラリーが訪れた米国男子ツアー「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」。通算14アンダーで並んだリッキー・ファウラーとの手に汗握るプレーオフに臨んだ松山は、4ホール目で勝負を決した。
「いままでで一番いいパット」松山英樹、課題のグリーンで勝負強さ
松山は18番のバーディパットについて「いままでで一番いいパットが打てたと思う」と振り返った。「たくさんのギャラリーが入って盛り上がり、僕もやりやすかった。今年中の2勝目が目標だったけど、思わぬ形で優勝できたので次の目標を決めたい」と語った。
プレーオフになった松山英樹選手とリッキー・ファウラー選手の応援にやってきたババ・ワトソン選手。
松山英樹選手 PGAツアー2勝目優勝記者会見
優勝が決まったラウンド終了後のファーストキャディでもある進藤大輔さんのインタビュー
TEAM 松山トレーナーでもある飯田光輝さんのインタビューです。TEAM 松山の団結力が感じられる(^^)/
ラウンド終了後の松山英樹選手のインタビュー