松山英樹、日本人マスターズ初制覇へ2差3位 スピース首位守る
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◇海外メジャー第1戦◇マスターズ 3日目◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)
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ジョーダン・スピースが5バーディ、2ボギー2ダブルボギー「73」と落としながら通算3アンダーで首位をキープし、2年連続の完全優勝に王手をかけた。7ラウンド連続で首位を維持するのは、マスターズ史上初めて。「69」でプレーした今季1勝のスマイリー・カウフマンが通算2アンダー2位に続いた。
松山英樹は3バーディ、3ボギー「72」で2打差の通算1アンダー3位。「スコアを伸ばさないと優勝できない。パッティングがかぎになる。そこを修正したい」と述べた。日本勢メジャー初制覇に向け、最終日はスピースを追い最終組の1組前でプレーする。
松山の同組となるのは同スコアとした1985、93年大会の覇者で58歳のベルンハルト・ランガー(ドイツ)。この日は「70」と伸ばした。
世界ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)、ダスティン・ジョンソン、ダニー・ウィレット(イングランド)の3選手が通算イーブンパーの5位に続いた。
ロリー・マキロイ(北アイルランド)は「77」と落とし、11位に後退した。
松山の最終日のスタート時間は、10日午後2時35分(日本時間11日午前3時35分)の予定。
3日間ただ一人オーバーパーなし 松山「最後は悪いのが出たけれど」
世界の名手89人が結集した今年の「マスターズ」3日目を終え、一度もオーバーパーを叩いていない選手がただ1人だけ存在する。松山英樹だ。
初日から「71」「72」「72」と堅実にスコアを作り、首位のジョーダン・スピースと2打差の3位で、日曜日の朝を迎える。「悪いなりにまとめていた」。この日のラウンドをそう振り返った松山は「最後の3ホールで悪いのが出ちゃったけど」と、苦笑した。
「4打差は大きいけど、このコースではあってないようなもの。僕が初めて出たマスターズ(2011年)のときも、ロリー(マキロイ)が4打差で出てああいうこと(「79」を叩き15位)になった。ああいうこともあるし、なかったとしても自分が伸ばせばチャンスはある。しっかりと明日までに修正したい」
世界最高峰のマスターズ。グリーンジャケットは近づいたのか。松山は「優勝争いなので平常心は難しくなると思うけど、少しでも落ち着いてやれたらいい」と語った。
この日のラウンドを終え、インタビュールームへ呼ばれた松山に外国人記者から質問が飛んだ。「日本にとって、あなたがマスターズを優勝することは、どんな意味がありますか?」
松山は通訳を介して率直にこう返した。
「今の日本の男子ツアーは、女子ツアーに比べると人気がない。僕がここで優勝すると見方も変わってくると思うので、頑張りたいです」
最終日はいつも以上に寝不足になりそうな月曜日になりそうだが、こんな時にグッスリ眠ることなんで出来やしない(T_T)
日本から松山英樹選手への応援をしまッス!!!
ボビー・ジョーンズってカッコよくて生涯アマチュアを徹したところもレジェンド
生涯アマチュアとして活躍したボビー・ジョーンズ。彼がオーガスタの地にマスターズを築きあげた立役者の一人であることは間違いない。前々からいまではゴルフの聖地と知られている。