松山英樹、日本勢最多勝へ単独2位 首位と2打差
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◇米国男子◇SBSトーナメントofチャンピオンズ 3日目(7日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7452yd(パー73)
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最終日は、ジャスティン・トーマス選手と最終組でまわることになる松山英樹選手。
首位と3打差の6位からスタートした松山英樹が8バーディ、1ボギー「66」でプレーして通算16アンダーの単独2位に浮上した。通算18アンダーとして首位を維持したジャスティン・トーマスと2打差に迫った。日本勢最多の米国ツアー4勝目に向けて、最終日をトーマスとの最終組でプレーし、逆転を狙う。
首位から出たジミー・ウォーカーは通算11アンダー3位に一歩後退。この日のベストの「65」を出した世界ランク8位のパトリック・リードが並んだ。ジェイソン・ダフナーが通算10アンダーの5位。
松山は昨年10月の世界選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」で3勝目を挙げて、丸山茂樹の米ツアー日本勢最多勝利数に並んでいた。その後の2戦も日米(ツアー外競技の「ヒーローワールドチャレンジ」を含む)で勝利を重ね、出場試合3連勝と好調を維持している。
通算14アンダー3位にはジミー・ウォーカー、ライアン・ムーア、ウィリアム・マクガートの3選手が並んだ。
スコアは尻上がり!松山英樹「悪くなっている」のに2位浮上
2016年の優勝者だけが出場するエリートフィールドで、松山英樹が今季2勝目へのチャンスを広げた。首位を3打差で追った3日目に8バーディ、1ボギー、この日のベストスコア「66」をマーク。通算16アンダーの単独2位に浮上し、あすの最終日は同じ最終組をプレーする通算18アンダーの首位ジャスティン・トーマスとの直接対決に挑む。
「スコアは伸びているので悪いことは言いたくないけれど、全体的に自分の中ではまだまだだと思う」。スコアとは裏腹な厳しい自己評価からは、逆に24歳の底知れない強さが伝わってくるかのようだ。
米国ツアー4勝目となれば、丸山茂樹の3勝を抜いて日本人の歴代最多勝を更新。シーズン複数回優勝も日本人初となる。多分、ツアー4勝目以上の成績は現時点では間違いない!
次回の松山英樹選手が出場するソニーオープンの主な参加者です。