マキロイ、ファウラーが「65」の追い上げ 松山24位で最終日へ
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◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待byマスターカード 3日目(18日)◇ベイヒルC&ロッジ(フロリダ州)◇7419yd(パー72)
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ムービングデーに4アンダー「68」をマークしたケビン・キスナーが、通算11アンダーとして前日の4位から首位に浮上。昨シーズン以来となるツアー2勝目へ前進した。首位から出て上がり3連続バーディとしたチャーリー・ホフマンと並んでいる。
通算8アンダーの3位にティレル・ハットン(イングランド)、マーク・レイシュマン(オーストラリア)、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)の3選手。通算7アンダーの6位にルーカス・グローバーと前週優勝のアダム・ハドウィン(カナダ)が続いている。
この日、リーダーボードを駆け上がったのは、ロリー・マキロイ(北アイルランド)とリッキー・ファウラーの2人。ともにこの日ベストとなる7アンダー「65」をマークして、マキロイは8位、ファウラーは11位へとジャンプアップした。
20位から出た松山英樹は、この日は3バーディ、3ボギーの「72」とスコアを伸ばせず通算2アンダーのまま。順位は24位に下げた。
パープレーで伸ばせず 松山英樹が感じる「もう少し」
もどかしい1日だった。決勝ラウンドに入った松山英樹は、3バーディ、3ボギーの「72」。ショットは前日ほどの切れはなかったものの、それでもチャンスは少なくなかった。この日はロリー・マキロイ(北アイルランド)とリッキー・ファウラーがそれぞれ「65」のビッグスコアをマークした。松山は「出せなくもない内容だった」と宙を見据えて、悔しさにじっと耐えた。
松山の中の全体的な手応えは日増しに良くなっているようだ。「ショットの感触が少し悪くても、うまく立て直せていると思う。パットは惜しいのが続いているけど、もう少ししたら入ってくれるのかなという感じはある」。もう少し…。そう、「マスターズ」の大舞台は3週間後に迫っている。「あすはマスターズ前、最後のストロークプレーになる。良い形で終われたらいい」。