ハーンがプレーオフ制し通算2勝目 松山英樹は11位
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◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 最終日◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7575yd(パー72)
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ジェームズ・ハーンが72ホールを終えて通算9アンダーで並んだロベルト・カストロとのプレーオフを制し、今シーズン初勝利を飾った。昨年の「ノーザントラストオープン」以来となるツアー2勝目。
首位に2打差の3位から出たハーンは、7番(パー5)のイーグルを含む「70」で最終ラウンドをホールアウト。プレーオフ1ホール目、カストロが18番での第1打を左サイドのクリークに入れてボギーとしたのに対し、2オン2パットのパーでまとめた。
猛追したローリー・マキロイ選手でしたが最終ホールでトラブルが続き優勝戦線から脱落
ジャスティン・ローズ(イングランド)は通算8アンダーの3位で1打及ばず、プレーオフに進めなかった。
単独首位からスタートしたリッキー・ファウラーは前半7番までに2ボギー、1ダブルボギーを叩いてトータル「74」と崩れ、通算7アンダーの4位タイ。アンドリュー・ループのほか、この日のベストスコア「66」をマークしたフィル・ミケルソンとロリー・マキロイ(北アイルランド)が並んだ。
松山英樹は1アンダーの19位タイからスタートし、5バーディ、2ボギーの「69」をマーク。通算4アンダーとして11位タイでフィニッシュした。
101位→11位 松山英樹、不満の4日間と課題
初日を終えた段階では101位と予選落ちの危機に瀕していたはずだった。それがどうだ。日々順位を上げて、終わってみれば11位。ノースカロライナ州で行われた米国男子ツアー「ウェルズファーゴ選手権」。1アンダーの19位タイから最終日のプレーをスタートさせた松山英樹は5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算4アンダーでフィニッシュした。
次週は「ザ・プレーヤーズ選手権」。4大メジャーに次ぐ“第5のメジャー”として知られるが「ティショットとアプローチ、パターをどうにかしないと。あと3日間ある。そこ“だけ”練習して頑張ります」。