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◇米国男子◇CIMBクラシック 最終日(15日)◇TPCクアラルンプール(マレーシア)◇7005yd(パー72)
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4打リードの単独首位からスタートしたパット・ペレスが4バーディ、1ボギーの「69」として逃げ切り、後続に4打差をつける通算24アンダーで優勝を飾った。2016年11月「OHLクラシックatマヤコバ」に続くツアー3勝目。
5ストローク伸ばす「67」でプレーしたキーガン・ブラッドリーが通算20アンダー2位。通算17アンダー3位に昨季新人王のザンダー・シャウフェレと、カン・スン(韓国)の2人が並んだ。
6打差を追って4位タイから出た松山英樹は3バーディ、2ボギーの「71」とし、キャメロン・スミス(オーストラリア)と並んで通算16アンダーの5位で2017-18年シーズンの自身初戦を終えた。
【最終成績】
優勝/-24/パット・ペレス
2/-20/キーガン・ブラッドリー
3T/-17/ザンダー・シャウフェレ、カン・スン
5T/-16/キャメロン・スミス、松山英樹
7T/-14/ポール・ケーシー、ダニー・リー、ルーカス・グローバー
10T/-13/ラファ・カブレラベロー、ピーター・ユーライン、アニルバン・ラヒリ
マレーシアのTPCクアラルンプールで行われている米国男子ツアー「CIMBクラシック」の最終日。全選手がこの日の競技を終了。シーズン初戦の松山英樹は6打差逆転を狙う最終ラウンドでスコアを1つ伸ばすに留め、トータル16アンダー5位タイで大会を終えた。
6打差の4位タイから出た松山はパー4でバーディを先行させるも、その後はなかなかスコアが伸ばせない展開が続く。後半11番でようやくこの日2つ目のバーディを奪ったが、続く12番から連続ボギー。最終18番はバーディで締めたが、この日3バーディ・2ボギーの“71”と首位を追撃できず、自身の開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。
松山英樹、今季初戦は5位でフィニッシュ P・ペレスが逃げ切りでツアー通算3勝目
6打差を追って出た松山英樹は、3バーディ、2ボギーの「71」と1つ伸ばすに留まって、首位と8打差の5位フィニッシュ。それでも、最終18番(パー5)は大観衆の前でバーディを奪って締めて、笑顔でギャラリーに手を挙げた。
「5番で獲れるかなと思ったら獲れなかった。6番、7番もなかなかうまくいかなかった」と、中盤はもどかしい展開が続く。11番(パー3)でこの日2つ目のバーディが来たものの、続く12番、13番と連続ボギー。「バーディを獲ったあと、すぐにミスをしてしまった。もったいなかった」と波に乗りきれなかったことを悔しがった。
次週は日本へ戻り、体調回復を優先しながら準備をする。2週間後には、ディフェンディングチャンピオンとして迎える「WGC HSBCチャンピオンズ(中国・上海)」が待っている。