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◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 最終日(24日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7385yd(パー70)
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首位に2打差の2位から出たザンダー・シャウフェレが3バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算12アンダーとして今季2勝目をシーズン最終戦で飾った。シャウフェレは今季ツアーに参戦した23歳のルーキー。7月の「ザ・グリーンブライアークラシック」に続く勝利となった。
4位から「66」をマークしたジャスティン・トーマスが通算11アンダーの2位でフィニッシュした。フェデックスカップポイントランキングを2位から上げて、ジョーダン・スピースを逆転。初の年間王者に輝き、大会賞金のほかに1000万ドル(約11億円)のボーナスを獲得した。
単独首位から8年ぶりの米ツアー優勝を狙ったポール・ケーシー(イングランド)は「73」と崩れて通算9アンダー5位。スピースは通算7アンダーの7位に終わり、ポイントランク2位で、2年ぶりの年間王者戴冠はならなかった。
松山英樹は5バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「70」で回り、前日と変わらず通算6オーバーの26位タイ。ポイントランクは8位でツアー本格参戦4年目のシーズンを終えた。
26位タイで一年のラストラウンドを迎えた松山英樹は5バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「70」で回り、通算6オーバーの26位タイで2016ー17年シーズン最終戦を終えた。レギュラーシーズントップで終えたフェデックスカップポイントはプレーオフ全4戦で後退したものの8位。本格参戦4年目で自己最高位を記録した。
今季3勝目を挙げた「WGCブリヂストン招待」。松山はコースレコードタイの「61」を記録した最終日を「絶好調と言えたラウンドはあれくらい」と表現する。世界を驚がくさせるたびに、自分自身にかける期待やハードルも高くなっている。
夢のメジャー制覇こそならなかったが、シーズン3勝。そのうち2つは世界選手権で飾った。これまでの4季でベストと言えるが、「昨年もそうでしたけど、良い時と悪い時の波が大きい。それを少なくしていくのが課題」と一年を振り返った。
2月の「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」でシーズン2勝目を挙げた直後にまず成績は下降した。そしてこの秋、プレーオフシリーズでは4戦とも上位に食い込めなかった。「調子を落としている時間が長い。(国内外で4勝した)去年の最後の方、今年(8月)の全米プロの前のところ、ファイヤーストーン(ブリヂストン招待)のようなプレーを目指してしまう。(いつも)そのレベルになれたら、常に優勝争いができると思う。メジャーも勝てるんじゃないかと思う」
次週は2年に1度の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」(ニュージャージー州リバティーナショナルGC)が控える。「予選落ちもないですし。最低でも3マッチは出られるんで(苦笑)。全力で頑張りたい」。との事。