スペインの新星ラームが初勝利 石川遼20位、松山英樹33位
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◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 最終日(29日)◇トーリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース7698yd(パー72)
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2位から出た前年6アンダーの13位から出たホン・ラーム(スペイン)が最終18番(パー5)でのイーグルを含む「65」をマークし、通算13アンダーとして逆転勝利を飾った。昨年6月にプロ転向した22歳が、鮮やかにツアー初優勝を飾った。
2位は通算10アンダーのチャールズ・ハウエルIIIとルーキーのパン・チェンツェン(台湾)。9アンダー4位にキーガン・ブラッドリー、ジャスティン・ローズ(イングランド)ら5人。
2年連続3回目の大会制覇がかかったブラント・スネデカーは首位から「73」と落とし、8アンダー9位タイに終わたった。
2アンダー42位から出た石川遼が1イーグル5バーディ、3ボギーの「68」をマークし、通算6アンダーとして20位タイでフィニッシュ。24位タイからスタートした松山英樹は3バーディ、3ボギーの「72」で、通算4アンダーのまま33位タイで4日間の戦いを終えた。
途切れた21R連続アンダーパー 松山英樹は今季初パープレー
24位タイから出た松山英樹は3バーディ、3ボギーの「72」とスコアを伸ばせず、通算4アンダーのまま33位タイに順位を下げてフィニッシュした。ショットがまとまらず、パットともかみ合わない流れ。連覇がかかる次週「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」(TPCスコッツデール)へ向け「修正したい」と話した。
ため息ばかりが漏れたが、昨年10月に開幕した2016-17年シーズンで、アンダーパーをマークできなかったのは、これが20ラウンド目にして初めてだった(昨季最終戦「ツアー選手権」第3ラウンドから21ラウンド連続アンダーパー)。最終18番(パー5)でバーディを決めて、オーバーパーは免れた。下りのバーディパットを沈め「最後も入らないのかなと思ったけれど…入ってくれて良かった」と安堵する。
2連覇を目指す次週へ向けたテンションは「それは試合になってから感じればいいこと。しっかり準備したい」と、落ち着いたもの。
次週、松山英樹選手が出場するのは前年度優勝したフェニックスオープンです!