松山英樹が予選突破へ望みつなぐ勝利 世界トップ3は2連勝
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◇世界ゴルフ選手権◇WGCデルマッチプレー 2日目◇オースティンCC(テキサス州)◇7073yd(パー71)
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64選手を4選手ずつ16組に分け、総当たりで争う予選ラウンド2回戦が行われた。
世界ランク1位のジョーダン・スピースは5&4でビクトル・デュビッソン(フランス)に、同2位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は5&3でトンチャイ・ジェイディー(タイ)に完勝。昨年覇者のロリー・マキロイ(アイルランド)も3&1でスマイリー・カウフマンを下し、世界トップ3が順当に2連勝とした。
同4位のバッバ・ワトソンはエミリアーノ・グリージョ(アルゼンチン)を2アップ、同6位のアダム・スコット(オーストラリア)はクリス・ウッド(イングランド)を3&2で下し、勝ち点を奪った。
1回戦を黒星発進とした松山英樹は、同45位のソレン・ケルドセン(デンマーク)と対戦。終始松山のペースで試合をリードして4&2で勝利し、通算成績を1勝1敗とした。同じグループのもう一戦は、ラファ・カブレラベロー(スペイン)が、前日の松山に続いてケビン・キスナーも下し、2連勝となった。
これで、松山が予選ラウンドを突破するためには、あすの予選ラウンド3日目に松山がキスナーを下すだけでなく、カブレラベローがケルドセンに敗れるという前提条件が必要になった。
その上で、2勝1敗で並んだカブレラべベローとのサドンデスプレーオフに勝利すると、週末の決勝トーナメントへ進出する。カブレラベローが3連勝の場合は、松山自身の勝敗に関係なく、予選敗退が決定する。
1Wを戻して圧勝!松山英樹、決勝T進出への唯一シナリオは?
「ミスをしなかった方の勝ち。今日は僕の方がミスが少なかった」。テキサス州のオースティンCCで行われた「WGCデルマッチプレー」の2日目、松山英樹は前半からデンマークのソレン・ケルドセンを突き放して、危なげなく4&2で勝利。通算成績を1勝1敗とし、あす3日目に決勝進出の望みをつないだ。
同じグループでは、ケビン・キスナーを下して2連勝としたラファ・カブレラベロー(スペイン)が2ポイントを稼いで一歩リード。松山とケビン・キスナーが1ポイントで追いかけている。3日目を終えて首位が同ポイントで並んだ場合は、直接対決の成績に関わらず、ストロークプレーでのサドンデス・プレーオフが行われる。
「明日、勝てば良い」と松山は前を向いた。松山が宣言通りに勝利をつかみ、カブレラベローが負ければ、2人のプレーオフ。