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◇米国男子◇CIMBクラシック 初日(12日)◇TPCクアラルンプール(マレーシア)◇7005yd(パー72)
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キャメロン・スミス(オーストラリア)が8バーディ、ノーボギーの「64」でプレーし、8アンダーとして単独首位で発進した。
1打差の7アンダー2位に昨季最優秀新人賞のザンダー・シャウフェレ、24歳のプーム・サクサンシン(タイ)、キーガン・ブラッドリーが続いた。ケビン・ナとゲーリー・ウッドランド、パット・ペレスが6アンダーの5位で追う。
新シーズン初戦の松山英樹は4バーディ、2ボギーの「70」として23位。昨年覇者で昨季の年間王者ジャスティン・トーマスらと並んだ。
松山英樹にとって新シーズン初ラウンドとなった大会初日。4バーディ、2ボギーの2アンダー「70」は、首位と6打差の23位。例年、優勝スコアは20アンダーを超える大会だけに、「相当マイナスなスタート」と、松山は吐き捨てるように短く語った。
先週は体調不良からゴルフをせず、最終日に向けて徐々に調子を上げていきたかった大会初日。課題としたのは「全部です」と、ストレスの溜まる内容に自己評価も手厳しい。「優勝は20アンダー以上だと思うので、2アンダーはかなり悪い数字」と、悔しそうに口を結んだ。
客観的な自己評価と、希望の狭間で揺れている。「(残り3日で)ビッグスコアが出せれば20アンダーは届く数字だと思うけど、ただ自分の状態からしたら、それはかなり厳しいものがある。だけど、切り替えてやっていけたらいいと思う」と、何度も否定を繰り返しながら前を向く。
唯一の希望は「いいと思います」という体調面。