松山英樹、3打差3位に浮上 ウォーカー首位
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◇世界選手権シリーズ◇WGCブリヂストン招待 2日目(4日)◇ファイヤーストーンCC(オハイオ州)◇7400yd(パー70)
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悪天候によるスタートの遅れや中断があり“長丁場”となった2日目。9位から出たジミー・ウォーカーが6バーディ、1ボギーの「65」でプレーし、通算7アンダーとして単独首位に立った。
通算5アンダーの2位に首位で出たトーマス・ピータース(ベルギー)。首位と4打差の15位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの「67」と3ストローク伸ばし、通算4アンダーの3位に浮上し、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ザック・ジョンソンと並んだ。
クロスハンドでパッティングスウィングする松山選手
小平智は通算4オーバーの52位。谷原秀人は5オーバーの62位で2日目を終えた。予選カットはない。
WGC2勝目へ 松山英樹“9時間ラウンド”経て3位浮上
長い1日を経て絶好のポジションを勝ち取った。1アンダーの15位タイから出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算4アンダーとして首位と3打差の3位タイで4日間大会を折り返した。
12Hのショートコースティーショットでは、あわやエースになりそうなぐらいのベタピンでショットは調子上向きでした。
スタート時刻は、早朝の悪天候で予定よりも45分遅れて午前10時5分。雷雲接近による2度の中断を受け、ホールアウトしたのは午後6時55分。約9時間に及んだラウンドを松山は「長いです。疲れはないですよ、同じ18ホールなんで」と淡々と振り返った。
2日目の松山選手のパッティングは上の動画のように惜しくも外すようなパッティングが多かったです。あと一歩という調子でしたね。明日のムービングサタデーでは爆発してもらいたいです。
「ドライバーは何回か思い通りに打てて、良くなっている感じがありますけど、フルショット以外のショットがなかなかうまく打てていない。優勝争いできる状態に? ないですね」と課題を並べながらも、「まあ、順位は良いので(残り2日は)この2日間のようにやれたら」と気負いもなく、静かに残り36ホールを見据える。
年間4回の世界選手権シリーズ。直近1年のチャンピオンは3大会を制したジョンソンのほかは、昨年「WGC HSBCチャンピオンズ」で勝った松山しかいない。