松山&谷原は34位で最終日へ ブリクスト&スミスが首位
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◇米国男子◇チューリッヒクラシック 3日目(29日)◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7425yd(パー72)
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3日目はフォアサム(1つのボールを交互に打つ)で争われた。首位で出たヨナス・ブリクスト(スウェーデン)とキャメロン・スミス(オーストラリア)のコンビが4バーディ、ボギーなしの「68」とさらにスコアを伸ばし、通算19アンダーとして首位を維持。米ツアー36年ぶりのダブルスストローク戦制覇へ大きく前進した。
4打差の通算15アンダー2位にケビン・キスナー&スコット・ブラウン、チャーリー・ホフマン&ニック・ワトニーの2組が並んだ。ジョーダン・スピース&ライアン・パーマーが通算14アンダーの4位から、逆転優勝を狙う。
通算9アンダー23位から出た松山英樹と谷原秀人のペアは1バーディ、3ボギーの「75」とスコアを落とした。通算6アンダーとして、34位で辛くも最終ラウンドへ進んだ。
最終日は、フォアボール(各選手が自分のボールを打ち、各ホールで良い方のスコアを採用)となる。
砂に阻まれた上位進出 松山&谷原「最終日は攻めまくる」
スコアの出にくいフォアサム形式(1つのボールを交互に打つ)で、23位から出た松山英樹と谷原秀人のペアは1バーディ、4ボギー「75」と落として通算6アンダー34位に後退した。上位35位タイまでが進める最終ラウンドには残ったが、首位と13打差になった。
自身のショットの状態に苦しむ松山は「昨日同様に自分の状態は良くない。でも、砂にハマりすぎた1日だった」と振り返った。「本当にちょっとの差だと思う。ドライバーでスピンコントロールも必要になってくる。でも、(厳しいところを)狙っていかないと木が邪魔になったりする。きょうは不運ではなく、少しの差で流れに乗り切れなかった」と谷原。