プレーオフ第1戦!2015ザ・バークレイズ3日目
ベ・サンムンとジェイソン・デイが首位 松山、石川はともに浮上
ビッグスコアが続出したムービングデー。通算11アンダーで首位に並んだのは、ともに7アンダー「63」をマークしたベ・サンムン(韓国)とジェイソン・デイ(オーストラリア)の2人。2日目まで首位を守ったバッバ・ワトソンは、「67」で通算10アンダーの2位へと後退した。
通算9アンダーで4位に続くのは、ライアン・パーマー、ザック・ジョンソン、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)の3選手。通算7アンダーの7位には、この日ベストの「62」を叩きだしたカルロス・オルティス(メキシコ)ら、4人がつけた。
ランク1位でプレーオフに乗り込んだジョーダン・スピースは「74」と崩れ、4オーバーの95位と大きく出遅れ。同9位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は欠場し、次週の第2戦「ドイツバンク選手権」からの参戦を予定してる。
松山-5、石川イーブンパーで3日目終える
松山英樹は7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「67」で通算5アンダーの14位へと浮上した。石川遼は、5バーディ、3ボギーの「68」とスコアを伸ばし、通算イーブンパーの46位。現時点の順位で試合が終了したと仮定した場合のフェデックスランキングは113位で、同100位以内を目指す最終日は、さらなるジャンプアップが求められる。
風が吹き、グリーンも硬さを増した午後スタート。「難しさもあったけど、良いショットもあったのでもっと伸ばせたかなという印象」と、松山はさらりと言った。
3日目を、5バーディ、3ボギーの「68」(パー70)で回った石川遼は、通算イーブンパーへスコアを伸ばし46位へと浮上した。仮にこのままの順位で終わった場合、石川のフェデックスカップランキングは113位となり、上位100人という次戦「ドイツバンク選手権」の出場枠には届かない。
全4戦で争われるプレーオフシリーズは、初戦の125人から徐々に出場人数が絞られていく。2戦目は100人、3戦目は70人、最終戦は30人という具合だ。