ステンソンが首位キープ スピース2位浮上、松山英樹12位
今季PGAツアーを締めくくるプレーオフシリーズの最終戦。大会2日目を終え、この日「68」で回ったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が通算9アンダーとして首位をキープ。通算6アンダーの2位に、この日ベストの「66」で回ったジョーダン・スピースが浮上した。
昨夜からの雨が残り、この日は1日を通して霧雨がコースを濡らした。だが、プリファード・ライは適用されず、球はあるがままの状態でプレー。出場全28選手中、アンダーパーで回ったのはわずかに4人だけと、厳しいコンディションが選手たちを苦しめた。
通算5アンダーの3位にポール・ケーシー(イングランド)がつけ、通算4アンダーの4位にザック・ジョンソンが続いた。ロリー・マキロイ(北アイルランド)は通算3アンダーの5位タイ。フェデックスカップランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は、通算イーブンパーの9位タイ。
松山英樹、粘り腰でカムバック 見据える「ワンチャンス」
「いつかはうまくいくと思っていた」と松山英樹はさらりと言った。PGAツアー今季最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」の2日目。1アンダーから出た松山は、10番までに4つスコアを落としながらも、以降は2バーディ、ノーボギーで盛り返して通算1オーバーでホールアウト。
順位は11位から12位へと1つ下げたが、粘り強く、傷口を最小限に抑えた。
初日の平均ストロークは「69.894」で、2日目は「71.607」。朝からしとしとと降り続いた雨がコースの難しさを高め、選手たちのスコアの伸びを鈍らせた。
2014 ツアー選手権byコカ・コーラ 松山選手▼