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◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇ザ・プレジデンツカップ 初日(28日)◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7328yd(パー71)
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2年に1度の対抗戦が開幕。フォアサム形式(ペアで1つのボールを交互に打ち、1ホールごとのスコアを競う)のダブルスマッチプレー5マッチが行われ、ホームの米国選抜が3.5―1.5と2ポイントのリードを奪いスタートした。
世界選抜として3大会連続出場の松山英樹はシャール・シュワルツェル(南アフリカ)とコンビを組み、第1組で登場。リッキー・ファウラーと今季の年間王者ジャスティン・トーマスを相手に6&4と大差で敗れた。
米国選抜は第2マッチのダスティン・ジョンソン&マット・クーチャー組が、18ホールの接戦の末にアダム・スコット(オーストラリア)&ジョナサン・ベガス(ベネズエラ)組を1UPで下した。「ライダーカップ」の常連コンビ、ジョーダン・スピースとパトリック・リードは、両者初出場のキム・シウー(韓国)&エミリアノ・グリジョ(アルゼンチン)を5&4で破った。
マッチ3連敗を喫した世界選抜は後半2組が挽回。ルイ・ウーストハイゼンとブランデン・グレースの南アフリカタッグが、ブルックス・ケプカ&ダニエル・バーガーに3&1で勝利。ジェイソン・デイ&マーク・レイシュマンはケビン・キズナー&フィル・ミケルソンと引き分けた。
2日目にはフォアボール形式(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)のダブルスマッチプレー5マッチが行われる。
2年に1度の対抗戦に3大会連続の出場となった松山英樹は、初日のフォアサム(ペアで1つのボールを交互に打ち、1ホールごとのスコアを競うダブルスマッチプレー)でシャール・シュワルツェル(南アフリカ)とのペアで第1マッチを戦ったが、ジャスティン・トーマス&リッキー・ファウラー組に6&4の大差で敗れた。
松山はラウンド中、「まだまだホールが残っているんだぞ」とパートナーを鼓舞した。「(シュワルツェルを)カバーできなかったのが悪いです」と自ら敗戦の責任を背負い込む。「もう少し自分も(第1打を)フェアウェイに置ければ良かったですし、アプローチも全然うまくいかなかった」
反省の弁ばかりが口をつくが、プレーオフシリーズに比べれば、とりわけ1Wショットが復調傾向にあるとみられる。2日目はダブルスでも、各選手が自分のボールでプレーするフォアボール。
フォアサム5マッチが行われた大会初日終了後、会場では2日目に行われるフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用)のダブルスマッチプレー5試合の組み合わせが決まった。
日にシャール・シュワルツェル(南アフリカ)とのコンビで敗れた松山英樹は、今年1月の米ツアー「キャリアビルダーチャレンジ」で「59」をマークした、初出場のアダム・ハドウィン(カナダ)とコンビを組む。相手は「ライダーカップ」からの名物コンビ、ジョーダン・スピース&パトリック・リードとなった。